弊社には現在最新型のEクラスと25年前のEクラスがあります
こちらは25年前のEクラスで1992年式です
こちらは最新型Eクラスで平成30年式です
25年も経つと何代もモデルチェンジがありますので途中経過がないと最早どのモデルか分かりません(笑)サイズ感こそ少し違いますが、面影はグリルの形状が伝統のスリーポインテッドスター?
当時ベンツマークはボンネットに多く取り付けされていました、2ドアモデルのSECやSLなどはグリルにベンツマークが付いていました、今もモデルによってはボンネットマスコットとしても取り付けされています
実にシンプルな室内です、91年頃から安全装備のエアバッグが標準装備され始めたころでした、実にアナログな感じでスピードメータなども裏にワイヤーケーブルが付いていて、動きが悪くなるとグリスアップしました
時代とはとても恐ろしい・・・25年の自動車の進化はとどまることを知りません
同じメーカーの同クラスとは思えないほどの進化です(笑)もう未来の車にしか見えません
フロントウィンドウに文字が映るなんて誰が想像したでしょう?(笑)
室内に入るとソファーのようなふかふかのシートの革の匂いとシートの中のクッション材?ヤシ?の匂いがいい匂いでした、この頃からレザーの縫い目やデザインが変わり素材がソフトレザーに変更されてきました、以前はMBテックスなどのビニールレザーやファブリックなどの素材もありました
今のシートは座った感じすごく薄い感じ?沈まないし傾かないようになりました
不思議と沈まないシートに慣れてくると疲れない程度の硬さと柔らかさになって流ことに気づきます
グレードによってはシートにマッサージ機能まで付いています
当時のサンルーフはただの鉄板を長方形にくり抜いただけでした、124の次210からガラスのサンルーフが付きました
現在は天井が全てガラスです、サンシェードが付いているのもあれば、調光の様にガラス自体の色が変わる仕様もあります
アクセントのウッドパネルの他は何も付いていないドアの内張りですが、唯一付いてるのはパワーシートのスイッチだけです、当時お金持ちの人はデッキをナカミチに付け替えてここのドアポケットにナカミチとかJBLのスピーカーが加工して入ってました
今は標準装備でプレミアムスピーカーやオーディオが付いています、足りないものを追加する時代から必要なものは最初からの時代に変わってきました
クーラーの様なエアコンは調子がいいとキンキンに冷えました、後期モデルや並行車両はクライメートコントロール(オートエアコン)がボタンになりました
ボタンどころかどれがどれだか分かりません
香水まで付いています
鍵を見ると・・電子キーなので鍵って言うのでしょうか?(笑)
振り返ってみるとその時代の車の良さや快適さを思い出す一方で、不便に思うことが次の世代の車に反映され変わっていることに感動していたのを思い出します
現役で売っていた車両だからこそ思い出す良いことや悪いこと、今も売っているから思う懐かしさや現代の自動車の凄さはそれぞれの感覚として思うと思います
あなたはどちらの世代でしょう?