空冷ポルシェ993オイル漏れ修理

お客様より

最近駐車場にオイル染みが多くなってきたような・・と
点検のついでにオイル漏れの確認もして欲しいとの事でしたので引き取りついでにガレージの確認
空冷ポルシェによくある定番の通しボルトからのオイル漏れを発見しました、状況をお伝えしたところ長く乗りたいとの事でしたので修理をする事にしました

作業を進める事1日、エンジンが無事におりましたので確認してきました

エンジンが無くなると意外に広いエンジンルーム(笑)降ろした序でに普段手の届かない各部のお掃除します

早速エンジンを確認すると・・ここです!
通しボルトのオイル漏れを発見です、走行距離6万キロで1度もオイル漏れの修理をしていないので仕方が無いですね
オーナー様の了解を頂きましたので、序でにヘッドのオーバーホールまでする事になりました

ヘッドとピストンを外しバルブなどを確認!これ解ります? カーボンがこびり付いてます

これなんか結構ひどいですね・・
オイル交換はマメにしてるのですが、空冷のエンジンは多少オイルも一緒に燃焼するからしょうがないですが、とにかく綺麗に!

これらの汚い部分のカーボンやスラッジなどは、サンドブラスター(砂のヤスリ?)で綺麗にピカピカにしてから組みます、定番の通しボルトなどのオイル漏れは粗悪な中古車などを買うと、ごまかしで液体シールやコーキングで止めてあるのも少なくありません、修理工場などでメンテナンスなどの相談をすれば長く乗れると思います、プロの意見も金銭的に許す範囲で聞いて作業をした方が良いかも知れません

作業日数は部品の注文含め12日程度で完成、本国オーダーなどの部品があれば少し時間は掛かりますが無事に終了、ならし運転を少し必要としますが現在は快調に走っています