Aston Martin DB6

弊社にて以前販売させていただきましたアストンマーティンDB6を点検でお預かりしました!
弊社は新旧さまざまな車輛を販売させて頂いておりますが、こちらは007シリーズに出ている言わずと知れたボンドカーでございます!(映画ではDB5)

お客様も久しぶりに走るのを見たよ!そう言っていた程久しぶりにエンジンを掛けたそうです(笑)
なぜかもう夏が終わる頃ですが、若干チョークを(チョークなんて知ってますかね?)引きながらエンジンを始動・・・水温計と油温計を見ながらゆっくりと走り出す・・・
エアコンなど勿論付いていないのですが、三角窓を少し車内に傾け自然の風が心地よい感じ♪
しかしなにやら様子がおかしい・・・水温も油温も問題ないのに全然吹け上がらない、なぜ?
さっそく点検も兼ねて工場へ!

あまり乗らないからなのか?しょうがないのか?キャブレターからガソリンが漏れているのを発見!
ウエーバー製のキャブレターなんて私も久しぶりに見ましたよ(笑)
早速オーバーホールの手配をして修理をしてもらいます
古い車ですから電子制御などは一切無し!キャブの燃調などは職人さんの腕の見せ所ですね

オーバーホール作業もしばし、どうしてもエンジンのカブリが取れないと連絡が入り他の部分も点検して頂くと・・・そして今度はキャブレターのバタフライ(弁)の隙間に不具合があることがわかりました、キャブレターはエンジンにガソリンと空気を送る為にとても重要な役目をしている事くらいは認識していましたが、なんとバタフライの隙間はミリ単位で調子が変わるんですね・・

さらに分解すると・・・インテークに何やら腐食のあとが!
ウエバーのキャブなんて部品があるの?なんて疑問をもちますが・・・部品て以外と何でもあるんですね(笑)早速組み上げて頂いてテスト!

今回は一時的に修理をしまして、後日もう一度修理をやり直す事にしました
ですがしばらくはこれで乗れそうです